2024年8月から、偽のAmazonメール「【重要】支払い方法の承認が必要です – お早めに手続きをお願いいたします」が流通し始めています。このメールにはフィッシングサイトへのリンクが含まれているため、クリックしないようご注意ください。
この記事では、メールが本物か詐欺かを判断する方法について掘り下げていきます。
「支払い方法の承認が必要」偽メールへの警告
このタイプの詐欺メールが2024年8月から確認されており、支払い方法の確認を促す内容が特徴です。未確認であると主張し、利用制限を避けるために特定のリンクで手続きをするよう促します。
お客様のご注文に使用中の支払い方法について、弊社による承認が行われていないため、今後のご利用に制約が生じる可能性がございます。
支払い方法の承認手続きを完了いただくことで、引き続きAmazon.co.jpをご利用いただけます。
以下のリンクより、支払い方法の承認手続きを進めていただけます。
https://www.amazon.co.jp/payment
※手続きが完了するまで、商品のご注文やデジタルコンテンツのご購入が制限される可能性がございますので、お早めに手続きを進めていただくようお願い申し上げます。
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何かご不明点がございましたら、Amazonカスタマーサポートまでお気軽にお問い合わせください。
引き続き、Amazon.co.jpをご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
敬具
Amazon.co.jp
受け取ったメールがフィッシングを目的としている場合、メールの指示に従わず、リンクをクリックせずにメールを削除することが推奨されます。
このメールの場合も文中のアドレスは表示上は公式サイトになっていますが、実際のリンクはフィッシングサイトへのリンクになっていました。
フィッシングサイトでの情報入力を避ける
誤って詐欺メールのリンクをクリックすると、偽のAmazonサイトに誘導され、アカウントや個人情報の入力が求められることがあります。入力した情報は不正アクセスやクレジットカードの不正使用につながる可能性があるため、サイトをすぐに閉じることが重要です。
フィッシングサイトに情報を入力後の対応策
もしAmazonを模倣した詐欺サイトでメールアドレスやパスワードを入力してしまった場合は、直ちにAmazonの公式ページからパスワードを更新してください。
さらに、自分のアカウントで注文履歴を確認し、隠された注文を含めて第三者による不審な注文がないかチェックしてください。もし不審な活動が確認されたら、すぐにAmazonのカスタマーサポートに報告してください。
メールの内容をAmazonのメッセージセンターで検証
Amazonからの正規の通知は、通常メッセージセンターにも掲載されるため、メールの内容がメッセージセンターに表示されていない場合は、そのメールがフィッシング詐欺である可能性が高いです。
ただし、ログイン通知やAmazon Payの支払い要求など、緊急の操作が必要なケースではメッセージセンターには掲載されないことがあります。
公式ページのメッセージセンターで確認し、操作を求めるリンクが指定されているメールの場合は、本文に記載されているテキスト形式のURL(「https://www.amazon.co.jp」から始まるURL)を使用し、直接URLをコピー&ペーストしてアクセスすることが推奨されます。
フィッシング詐欺の可能性があるメールは、テキスト形式のURLではなく、リンク形式で提供されることが多いので、リンク形式のURLを使用する前に、その形式を確認し、注意する必要があります。
まとめ
2024年8月以降、偽Amazonメール「【重要】支払い方法の承認が必要です – お早めに手続きをお願いいたします」が出回っています。このメールにはフィッシングサイトへのリンクが含まれているため、クリックしないよう注意が必要です。この記事では、メールが本物か詐欺かを判断する方法を詳しく解説しました。
受け取ったメールに記載されたリンクをクリックすると、偽のAmazonサイトに誘導され、アカウント情報や個人情報の入力が求められることがあります。これらの情報が不正アクセスやクレジットカードの不正使用につながるため、サイトを即座に閉じることが重要です。
また、誤って情報を入力した場合は、すぐにAmazonの公式ページからパスワードを更新し、注文履歴を確認して不審な活動がないかチェックし、問題があればAmazonのカスタマーサポートに連絡する必要があります。
また、Amazonからの通知は通常メッセージセンターにも掲載されるため、メッセージセンターで内容を確認し、緊急の操作が必要な場合以外は、テキスト形式のURLでアクセスすることが推奨されます。フィッシング詐欺の可能性があるメールは、テキスト形式のURLではなくリンク形式で提供されることが多いため、使用する前に形式を確認し、注意が必要です。