最近、Googleカレンダーにおいて、特定の休業日(1月1日から3日の間)や七五三(11月15日)が祝日として表示されているとの報告がSNSで相次いでいます。
この記事では、これらの日付がどのようにして表示されるのか、またその表示をカスタマイズする方法について解説します。
Googleカレンダーに表示される特定の休業日と行事
多くのユーザーが、1月の初めにある銀行休業日や11月の七五三がカレンダー上で祝日として表示されることに注意しています。また、クリスマス(12月25日)、節分(2月3日)、ひな祭り(3月3日)なども同様に表示されています。
このような表示は、カレンダーに設定された「日本の祝日」カテゴリに行事が含まれているためです。
なぜこれらの行事が表示されるのか
Googleカレンダーの設定を詳細に調べたところ、「日本の祝日」の設定には「行事」も含まれていることが確認されました。この設定はユーザー自身でカスタマイズ可能ですが、多くの場合、初期設定で行事が含まれています。
この情報をもとに、カレンダーから特定の行事を非表示にする方法を次に詳述します。
行事を除外してGoogleカレンダーの祝日表示をカスタマイズする方法
Googleカレンダーで特定の行事を除外して祝日のみを表示する設定方法を、パソコンとスマートフォンの両プラットフォームで説明します。
パソコンでのGoogleカレンダー設定手順
ここではパソコンを使用してGoogleカレンダーの設定を調整する手順を紹介します。
- Googleカレンダーにアクセスし、画面右上の歯車アイコンをクリックします。
- 「設定」に進み、カレンダーリストから「日本の祝日」を選択します。
- 「祝日カレンダーの設定」セクションで、「祝日およびその他の休日」のオプションを「祝日のみ」に変更します。
スマートフォンでのGoogleカレンダー設定手順
スマートフォンでの設定手順は次の通りです。
- Googleカレンダーアプリを開き、左上のメニューアイコン(三本線)をタップします。
- 「設定」を選択し、「祝日」オプションに進みます。
- 「日本」の設定を開き、「祝日およびその他の休日」の設定を「祝日のみ」に変更します。
これらの手順を適用することで、不要な行事を非表示にし、祝日のみを維持することが可能です。
銀行休業日の表示設定
ただし、上記の方法では銀行の休業日を非表示にすることはできません。これは銀行休業日がGoogleカレンダーにおいて祝日として扱われているためです。公式な祝日としては認識されていないことから、これはGoogleの表示エラーである可能性があります。
まとめ
この記事では、Googleカレンダーに表示される休業日や特定の行事がどのようにして祝日として表示されるか、そしてその表示をカスタマイズする方法について詳しく解説しました。特に1月の初めの銀行休業日や11月15日の七五三など、本来の国民の祝日ではない日が祝日として表示される問題を取り上げ、それらの行事をカレンダーから除外する設定方法を提供しました。
また、設定変更はパソコンとスマートフォンの両方で可能であり、ユーザーがそれぞれのデバイスに応じて「祝日のみ」に設定を調整することで、不要な行事を非表示にし、祝日表示を自分のニーズに合わせてカスタマイズすることができます。ただし、銀行休業日のように一部の日付は設定によって非表示にすることが困難な場合もありますが、これはGoogleのデフォルトの設定に依存しているためです。
このガイドが、より整理されたカレンダー環境を作る助けとなることを願っています。