簡易書留の封筒、自由に選べる?知っておきたい2つのポイント

簡易書留 カルチャー

郵便物を送る際に利用する簡易書留。
どんな封筒を使えばいいのか悩んだことはありませんか?
結論としては、「基本的にどんな封筒でもOK」です。

しかし、郵便物を安全に届けるためには、封筒選びにいくつかのコツがあります。今回はそのポイントを詳しく解説します!


簡易書留に適した封筒とは?

簡易書留で使用する封筒には、特別な指定はありません。
茶封筒、白い封筒、またはおしゃれなデザイン封筒など、さまざまな種類が利用可能です。

ただし、大切な郵便物を送る場合は、安全性を高めるために適切な封筒を選ぶことが重要です。以下に封筒選びのポイントをご紹介します。

サイズと重量を確認しよう

郵便局で簡易書留として受け付けてもらうためには、郵便物のサイズや重量が規定内である必要があります。

以下は、主な郵便物の基準です:

種類 サイズ 重量
定形郵便 23.5cm×12cm×1cm以内 50g以内
定形外郵便 34cm×25cm×3cm以内 50g~1kg以内

簡易書留を利用する際は、通常の郵便料金に加えて350円の追加料金がかかります。

素材と強度を重視する

大切な書類や品物を送る場合、封筒の素材や強度も重要です。

  • 透けない素材:中身が見えにくい封筒を選びましょう。
  • 強度が高いもの:壊れやすいものを送る際は、厚手の封筒やクッション付き封筒がおすすめです。

また、封筒のデザインにも注意が必要です。おしゃれな封筒を使う場合でも、宛名や差出人の情報がはっきり記載できるものを選んでください。


簡易書留を送る際の注意点

  1. 封をしっかり閉じる
    郵便物が中で飛び出さないよう、封筒の口をしっかりと封じることが大切です。必要であれば、セロハンテープやシールで補強してください。
  2. 宛名を丁寧に記載する
    封筒に十分な記載スペースがあることを確認し、宛名や差出人をわかりやすい位置に書きましょう。

簡易書留の利用方法

簡易書留を送る際の手順や注意点をわかりやすく解説します。

郵便物を準備する

送る書類や物品を適切な封筒に入れましょう。
封筒には特に決まりはありませんが、用途や中身に合ったものを選ぶことが重要です。

  • 宛名と差出人情報は黒いペンを使い、読みやすく記入しましょう。

窓口で手続きする

簡易書留は郵便局の窓口でのみ受け付けています。

  • 切手の準備は不要:料金は窓口で直接支払います。
  • 窓口で「簡易書留でお願いします」と伝えれば手続きは完了します。

もし郵便窓口が閉まっている時間帯であれば、**「ゆうゆう窓口」**のある郵便局を利用すると便利です。

手続き後には、差出控えを必ず受け取って保管しておきましょう。

注意!ポスト投函は不可

簡易書留はポスト投函やコンビニでは取り扱えません。必ず郵便窓口で発送する必要があります。

万が一ポストに投函してしまった場合:

  • 切手が貼られている場合は通常郵便として扱われます。
  • 配達状況の追跡や受取確認はできず、土日も配達が行われません。

誤ってポストに投函してしまった場合は、郵便局で「取戻し請求」を行うことが可能ですが、追加料金が発生し、返金もされません。


簡易書留のメリットとデメリット

メリット

  • 配達状況を確認できる追跡サービスが利用可能。
  • 紛失や破損があった場合、最大5万円まで補償される。
  • 配達先に確実に届いたか確認が取れる。
  • 一般書留よりも低価格で利用できる。

デメリット

  • 配送経路(途中の郵便局経由など)の詳細は記録されない。
  • 通常郵便に比べて追加料金が必要。
  • 不在時は受け取りができない場合がある(ただし、本人以外のサインでも受け取り可能)。

まとめ

  1. 封筒の選び方
    • 種類は自由ですが、中身が透けない素材や破れにくい強度のある封筒を選ぶ。
    • 書類のサイズに合わせて封筒を選び、封をしっかり閉じることが大切。
  2. 発送方法
    • コンビニやポスト投函では扱えないため、必ず郵便窓口で手続きする。
    • 書類を安心して送るために追跡サービスを活用する。

簡易書留は重要な書類や品物を送る際に便利なサービスです。適切な封筒を選び、必ず窓口で手続きを行うことで、安全かつ確実に相手に届けることができます。

 

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