赤ちゃんとの暮らしをもっと快適にしてくれるアイテムといえば、やっぱり「マット類」。中でも「プレイマット」と「ジョイントマット」は、よく比較される存在です。
でも、「どっちがうちに合うのかな?」「安全面や掃除のしやすさはどうなの?」と、実際に選ぼうとすると迷ってしまいますよね。
この記事では、そんな子育て中のご家庭に向けて、プレイマットとジョイントマットの特徴をわかりやすく比較していきます。実際のママたちの声や使いやすさのポイントなども交えながら、ぴったりの一枚が見つかるよう丁寧に解説していきますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
安全性で選ぶなら?
赤ちゃんや小さなお子さんがいるご家庭で、まず気になるのはやっぱり「安全面」。ころんでも痛くない?マットのすき間に指をひっかけない?…そんな不安に応える視点から、2タイプの違いを見ていきましょう。
●プレイマットの安心感
プレイマットは一枚で広く敷けるタイプが多く、つなぎ目がないのが大きな特徴。そのおかげで、赤ちゃんがはいはいしているときでも、指や足がすき間に引っかかる心配が少ないんです。しかも、多くの製品は厚みも十分にあり、転倒時の衝撃もやわらげてくれるので安心。
滑り止め加工がされているものも多く、動きの活発な子どもでもズレにくいというメリットもあります。
●ジョイントマットの安全性は?
ジョイントマットはパズルのように組み合わせて使うタイプ。便利さの反面、どうしても「すき間」ができやすく、赤ちゃんが指を入れて外してしまったり、ゴミが入り込んでしまうことも。
ただ、最近ではそうした不安を減らすための工夫が進んでいます。ロック付きのタイプや、端をしっかり囲めるフレーム付きのジョイントマットも増えていて、安全性は昔に比べてかなり改善されています。つなぎ目にカバーをつけたり、定期的に掃除したりすることで、十分に安全に使える環境がつくれますよ。
🟨どっちが安全?
「とにかくシンプルに安全性重視!」という場合はプレイマットが◎。でも、ジョイントマットでも使い方や選び方しだいで、安全に使えるよう工夫できます。お部屋の広さや使いたい場所に合わせて、最適なタイプを選ぶことが大切ですね。
防音性で比べてみると?
赤ちゃんが元気いっぱいに動き回るようになると、気になってくるのが「音」。特にマンションやアパートにお住まいの方にとっては、下の階への配慮として防音対策も大切ですよね。
●プレイマットは厚みでカバー
プレイマットは、もともと厚手のものが多く、防音性に優れているのが特徴です。中には厚さが2cmを超えるようなタイプもあり、赤ちゃんがドスドス歩いたり、ジャンプしたときの音をしっかり吸収してくれます。
防音シートを別で敷かなくてもある程度の音をカットできるので、「マット1枚で静かさを確保したい」というご家庭に向いています。
●ジョイントマットは工夫次第で効果アップ
ジョイントマットは商品によって厚みに差がありますが、1cm〜1.5cmくらいのものが一般的です。そのため、プレイマットに比べると防音性は少し控えめ。
ただし、複数枚を重ねたり、下に防音シートを敷いたりすることで、しっかり防音効果を高めることもできます。また、「リビングの一角だけ音を抑えたい」というような部分使いにも適しているので、コスパを意識した対策がとりやすいのもポイントですね。
🟨 防音性で選ぶなら?
とにかく静音性重視ならプレイマット、防音+自由なレイアウトを重視するならジョイントマットに防音グッズを組み合わせるのが効果的です。
掃除のしやすさはどう違う?
赤ちゃんとの生活では、ちょっと目を離したすきに「ごはんをこぼした!」「おむつが…!」なんてこと、日常茶飯事。だからこそ、マットのお手入れのしやすさも気になりますよね。
●プレイマットはサッと拭くだけでOK
プレイマットは一枚ものの構造なので、ゴミが入り込むすき間がほとんどありません。水分が染み込みにくい防水加工がされているものが多く、食べこぼしもすぐに拭き取れて衛生的。
中には抗菌や防臭の加工がされた製品もあり、清潔さを保ちやすい点が魅力です。忙しい育児中でも手軽にお掃除できるのは大きな助けになります。
●ジョイントマットは部分洗いができて便利
一方のジョイントマットは、パーツごとに取り外せるため、汚れた部分だけ外して洗えるのが便利です。「ちょっとだけ汚れた」なんてときには経済的ですよね。
ただし、つなぎ目にはゴミやホコリが溜まりやすく、液体が入り込むと下まで染みてしまうことも。カビやにおいの原因にもなりかねないので、こまめな掃除が必要になります。
🟨 掃除のしやすさ重視なら?
日々の掃除の手間を減らしたいならプレイマットが◎。ジョイントマットも、こまめに外して洗うスタイルが合うご家庭なら便利に使えます。
赤ちゃんの成長に合わせた使いやすさ
赤ちゃんは、あっという間に寝返りをし、はいはいし、つかまり立ちをして……と、どんどん成長していきますよね。だからこそ、マットもその成長に寄り添って、長く使えるものが嬉しいところです。
●プレイマットは成長に合わせてしっかりサポート
プレイマットは、ベビー期から幼児期までしっかり使えるアイテムです。寝返りの時期には柔らかなクッション性で赤ちゃんを守り、はいはいやつかまり立ちの時期には安定感をもって支えてくれます。
特に大判タイプのプレイマットなら、広々と使えて、赤ちゃんが自由に体を動かせるのもポイント。ベビージムの下やお昼寝スペース、ベビーベッドの下など、いろいろな使い方ができるのも嬉しいですね。
●ジョイントマットはカスタマイズしやすいのが魅力
ジョイントマットのいちばんの強みは、なんといっても「必要な分だけ敷ける」こと。赤ちゃんが大きくなるにつれて、マットの範囲を広げたり、逆にコンパクトにしたりと調整がしやすいのが特徴です。
さらに、劣化した部分だけ取り替えることもできるので、長く清潔に使い続けられるのもメリットのひとつ。成長に合わせてフレキシブルに対応したい方にはぴったりの選択肢です。
🟨 成長に合わせて選ぶなら?
快適性と安定感を求めるならプレイマット、柔軟にサイズ調整したいならジョイントマット。どちらも、赤ちゃんの成長に合わせた安心な空間づくりをサポートしてくれます。
実際に使っているママのリアルな声
いろいろと情報を見ても、やっぱり気になるのは「本当に使ってみた感想」。ここでは、実際にプレイマットやジョイントマットを愛用しているママたちの声をご紹介します。
👩「プレイマットは掃除がとにかくラクで、見た目もスッキリしていて気に入っています。うちのリビングにも自然に馴染んでくれるので、来客があっても違和感なく使えています。」
— 30代/1児のママ
👩「ジョイントマットは、遊ぶ場所だけに敷けるから使い勝手がいいです。汚れてもその部分だけ外して洗えるのは本当に助かってます。コスパも良くてありがたいです!」
— 20代/2児のママ
👩「うちは両方を使い分けてます。普段はジョイントマット、寝かしつけやお昼寝のときにはプレイマットを使っていて、シーンに応じて切り替えてます。」
— 40代/3児のママ
どちらもメリット・デメリットがありますが、「生活スタイルに合っているかどうか」が、選ぶうえでの大切なポイント。実際の使用感を参考に、自分たちにぴったりなマットを見つけてくださいね。
素材と厚みの違いは? 使い心地のカギを握るポイント
パッと見は似ているプレイマットとジョイントマット。でも、実は使われている素材や厚みがけっこう違うんです。こうした違いが、座り心地や耐久性、さらには赤ちゃんの安全性にも関わってきます。
●プレイマットの素材はしっかり&ふんわり
プレイマットには、ポリウレタンやPVC、TPUなどの合成素材が使われていることが多く、しっかりとした作りで、表面がなめらかなものが多いのが特徴です。触り心地もよく、手で押すとじんわり沈み込むような弾力感があります。
厚みにも優れていて、1.5cm~2cm以上のタイプもあり、クッション性に加えて保温性や防音性も備えた多機能な構造。中には高反発素材を使ったタイプもあり、赤ちゃんの体をやさしく支えてくれます。
●ジョイントマットは軽くて扱いやすい素材
ジョイントマットに使われているのは、EVA樹脂と呼ばれる柔らかい発泡素材。比較的軽く、薄めでもあるので、敷きやすく片付けもラクなのが大きなメリットです。
厚みは0.8〜1.5cm前後が主流で、日常使いには十分。ただし、密度や品質によってはへたりやすく、長時間使っていると凹みが目立ってくることもあるので、頻繁に使う場所には注意が必要です。
🟨 素材と厚みで選ぶなら?
耐久性や安全性をしっかり確保したいならプレイマット、扱いやすさやコスパを重視するならジョイントマットがぴったりです。
クッション性と衝撃吸収力を比べてみる
赤ちゃんは日々の中で、ころんだり、ジャンプしたり、つかまり立ちしたり…。そのたびに気になるのが衝撃から守ってくれるクッション性ですよね。マットの役割として最も大事なポイントを、しっかり比べてみましょう。
●プレイマットは衝撃をやわらげてくれる安心感
プレイマットは厚みがあるだけでなく、中に高密度ウレタンフォームなどが使われているタイプも多く、その分衝撃吸収力に優れています。
赤ちゃんが転んでも大きなケガに繋がりにくいのはもちろん、ジャンプやつかまり立ちでも膝や腰への負担を軽減してくれるので、成長期の体にもやさしいんです。
特にハイハイや歩き始めの時期は、転倒の回数も多くなりがち。そんな時期だからこそ、安心して遊べる柔らかさがあるプレイマットは心強い存在です。
●ジョイントマットも一定の保護力あり
ジョイントマットにも適度なクッション性はありますが、厚みに限界があるため、プレイマットほどの衝撃吸収力は期待できません。
とはいえ、0歳〜1歳くらいの赤ちゃんの「はいはい」や「寝返り」程度なら、十分な柔らかさを持っている製品もあります。成長に合わせて、より厚みのあるタイプに切り替えていくのも一つの方法です。
🟨 クッション性を重視するなら?
転倒やジャンプの衝撃までしっかりカバーしたいならプレイマット。軽いクッションでOKな時期なら、ジョイントマットも十分活躍してくれます。
防水性・撥水性の差は?
赤ちゃんとの暮らしでは、飲み物をこぼしたり、よだれやおむつのトラブルがあったりと、床が汚れやすい場面が多いですよね。そんなときに助かるのが、マットの「防水性」や「撥水性」。ここも重要なチェックポイントです。
●プレイマットは防水・お掃除らくらく
プレイマットの多くは、表面にPVCやTPUなどの防水コーティングが施されていて、水分が染み込みにくくなっています。飲み物やミルクをうっかりこぼしても、サッと拭くだけでOKなのはとても助かりますよね。
中には防臭・抗菌加工がされているタイプもあり、衛生面でも安心。表面がつるっとしているので、普段のお手入れもスムーズです。とにかく「手間なくキレイを保ちたい」ならプレイマットがぴったりです。
●ジョイントマットはちょっと注意が必要
ジョイントマットも基本的には撥水性がありますが、問題は「つなぎ目」。パーツを組み合わせる構造のため、すき間から水分やゴミが入り込みやすいんです。
特に液体をこぼしてしまうと、マットの下まで染みてしまうこともあり、カビやにおいの原因になりがち。こまめに取り外して掃除をする手間があるので、手軽さを求める場合は少し工夫が必要かもしれません。
🟨 防水性で選ぶなら?
とにかく防水性やお手入れの簡単さを優先するならプレイマットが断然おすすめ。ジョイントマットを使うなら、下に防水シートを敷くなどの対策があると安心です。
滑り止め加工の有無とその効果
赤ちゃんがはいはいしたり、つかまり立ちをするようになると、意外と気になるのが「マットの滑りやすさ」。ズレてしまうと転倒の原因にもなるため、安全面を考えるうえで大切なポイントです。
●プレイマットはズレにくさが強み
プレイマットの多くは、裏面に滑り止め加工がされています。一枚ものでしっかり床に密着するため、動いてもズレにくく安定感があるのが魅力です。
表面も滑りにくい素材が使われていることが多く、つかまり立ちの時期でもしっかり踏ん張れて安心。赤ちゃんが活発に動く時期には特に心強い存在ですね。
●ジョイントマットは固定方法に工夫を
ジョイントマットにもある程度の滑り止め機能はありますが、軽くてズレやすい性質があるため、長時間使っていると少しずつ位置がずれてくることがあります。
特に部屋の端に敷いた場合や、掃除機をかけたあとなどは、マットが浮いてしまったり、外れやすくなることも。滑り止めシートを併用したり、壁側に沿ってピッタリ敷いたり、固定グッズを使うなどの工夫が必要です。
🟨 ズレにくさ重視なら?
マットのズレをできるだけ防ぎたいならプレイマットがおすすめ。ジョイントマットも設置方法にひと工夫すれば、安全に使えます。
コスパで選ぶなら?価格と長く使えるかがカギ
育児グッズは、できれば「いいものを長く使いたい」と思うもの。でも、予算もあるし、コスパもやっぱり大事ですよね。ここでは、プレイマットとジョイントマットの価格帯や、長く使えるかどうかという視点で比べてみましょう。
●初期費用はどう違う?
プレイマットは、一枚もの+高品質な素材を使っている分、価格はやや高め。機能性が高いものだと、1万円以上する商品も少なくありません。特に防音性や抗菌、防水加工がしっかりしているタイプは1万5千円〜2万円ほどすることも。
一方、ジョイントマットはお手頃価格が魅力。1000円台からスタートできる商品も多く、ホームセンターや100円ショップなどでも手軽に手に入ります。必要な範囲だけ買えばいいので、最初の出費をぐっと抑えたいご家庭にぴったりです。
🟨 価格で選ぶなら?
プレイマットは高価でも多機能&長持ちでコスパ良好。ジョイントマットは初期費用を抑えたい方におすすめです。
長期使用を見据えたコスパ比較
マット選びで大切なのは、「どのくらい長く使えるか」。子どもが成長しても、きれいに使い続けられるかどうかは、意外と重要なポイントですよね。
●プレイマットは長く使えて安心
プレイマットは素材もしっかりしていて耐久性が高く、数年単位で使える製品が多いです。兄弟姉妹が生まれても、状態さえ良ければ再利用できるのも嬉しいポイント。傷やへたりも出にくく、お手入れもラクなので、結果的に長く使えてコスパ良好です。
●ジョイントマットは交換前提でのコスパ
ジョイントマットは、素材の特性上、どうしてもへたりや凹みが出やすいのがネック。特に子どもが活発に動く年齢になると、1〜2年で交換が必要になるケースもあります。
ただし、劣化したパーツだけ取り替えれば済むというのが大きなメリット。必要な部分だけ買い替えることで、コストを抑えながら使い続けることもできます。
🟨 長い目で見たコスパは?
「一度買ったらしばらく使いたい」ならプレイマットが安心。ジョイントマットは手軽に買い足せる分、こまめなメンテナンスが前提になります。
劣化しやすいポイントとその対策
どんなマットでも、毎日使っていれば少しずつ劣化していきます。ここでは、それぞれのマットで特に傷みやすい部分と、長持ちさせるコツを紹介します。
●プレイマットの劣化しやすい部分
プレイマットは丈夫な反面、「角の反り返り」や「表面のひび割れ」が起こりやすいです。特に日光が当たる場所や、繰り返し折りたたんで使うとダメージが蓄積しやすくなります。
対策としては、直射日光を避ける・できるだけ平らに保管する・無理に折りたたまないことがポイント。また、こまめな拭き掃除で表面を清潔に保つことも劣化予防につながります。
●ジョイントマットはつなぎ目に注意
ジョイントマットで劣化が目立ちやすいのは、「つなぎ目のゆるみ」や「へこみ」。特に同じ場所に家具を置いたり、よく通る場所だと凹みが定着してしまうことがあります。また、繰り返し外したりつなげたりすると、端が摩耗して隙間ができやすくなるのも注意点。
対処法としては、マットの位置を定期的に変える・家具の下に保護シートを敷く・劣化した部分だけ交換するなど、こまめなケアがおすすめです。
🟨 劣化を防ぐには?
どちらのタイプも、ちょっとした心がけで長持ち度は変わります。日々の使い方を見直して、お気に入りのマットを長く使い続けましょう。
メーカー別の価格帯を一覧で比較
マットを選ぶとき、気になるのが「どのメーカーがいいの?」というところ。そこで、人気メーカーの代表的な価格帯をざっくりとまとめてみました。予算や目的に合わせて、比較の参考にしてくださいね。
メーカー名 | タイプ | 価格帯(目安) | 特徴 |
---|---|---|---|
Caraz(カラズ) | プレイマット | 10,000〜20,000円 | 韓国製。クッション性が高く、インテリアにも馴染みやすい |
Skip Hop(スキップホップ) | プレイマット | 7,000〜15,000円 | おしゃれなデザインと折りたたみのしやすさが人気 |
ニトリ | ジョイントマット | 1,000〜5,000円 | 手軽に手に入る&種類が豊富でコスパ◎ |
アイリスオーヤマ | ジョイントマット | 2,000〜6,000円 | 防音・抗菌など機能性に優れたモデルが揃う |
パーフェクトワールド | プレイマット | 8,000〜18,000円 | 両面使える仕様で、長持ちするつくりが魅力 |
※価格は2025年4月時点の目安です。
🟨 どんな基準で選ぶ?
ブランドによって素材やデザインのテイストがけっこう違うので、お部屋の雰囲気や重視したい機能(防音・防水など)に合わせて選ぶのがコツです。
まとめ買いするときの注意点
「たくさん敷きたいから、まとめて買っておこう!」と思う方も多いですよね。でも、実はまとめ買いにはちょっとした落とし穴もあるんです。後悔しないよう、いくつか気をつけておきたいポイントをご紹介します。
●ジョイントマットはロットに注意
ジョイントマットは、製造時期(ロット)によって微妙に色味や厚みに違いが出ることがあります。「あとで追加しよう」と思って買い足したら、「あれ?ちょっと色が違う…」なんてことも。
心配な場合は、最初から少し多めに買っておくか、あえて色違いでアクセントにするなど、デザイン的に楽しんでしまうのもアリですね。
●プレイマットは収納場所も考えて
プレイマットの場合は一枚ものなので、「まとめ買い」というより「複数の部屋で使うかどうか」が購入数のポイントになります。ただし、大型のマットは折りたたんでもけっこう場所を取るので、使わないときの収納スペースも考えておきましょう。
🟨 まとめ買いのコツは?
必要な範囲をきちんと測ってから、「今どれだけ必要か」と「あとで買い足す可能性があるか」を考えておくと安心。収納や使い勝手も見据えたうえで購入するのがポイントです。
設置・片付けのしやすさで比較
子育て中って、毎日がバタバタ。だからこそ、マットの敷きやすさや片付けやすさは、意外と大事なポイントです。使わないときにスッとしまえるか、すぐに設置できるか…そんな観点で見ていきましょう。
●プレイマットは広げるだけでOK
プレイマットの魅力は、何と言ってもその「手軽さ」。一枚もののタイプが多いので、基本的には床に広げるだけで設置完了。難しいことは一切なく、誰でもすぐに使えます。
折りたたみ式なら、片付けるときもパタパタっと折るだけでコンパクトに。使わないときは、クローゼットやベッドの下にしまっておけるのも助かりますよね。
●ジョイントマットはサイズ調整がしやすい
ジョイントマットは、パーツをひとつずつつなげて敷くタイプ。広い範囲をカバーするには少し時間がかかりますが、その分自由にサイズ調整できるのが大きな利点です。
「ソファの前だけ敷きたい」「キッチン前のスペースだけマットを置きたい」といった部分使いにもぴったり。片付けるときも、必要な分だけ外してしまえばOKです。
🟨 設置のしやすさで選ぶなら?
「毎日出し入れしたい」ならプレイマットの手軽さが◎。設置場所を調整しながら使いたいなら、ジョイントマットの柔軟性が魅力です。
掃除やメンテナンスの手間
子育て中は何かと掃除の時間も限られがち。だからこそ、「掃除がラクにできるかどうか」は、マット選びの大切な視点です。
●プレイマットはとにかく拭き取りがラク
表面がなめらかでフラットなプレイマットは、食べこぼしやおしっこなどもサッと拭くだけでOK。防水性の高い素材が使われているので、液体がしみこむ心配も少なく、衛生的に使えます。
掃除機やクイックルワイパーも引っかかりにくく、日々のお手入れがしやすいのも◎。とにかく「掃除のしやすさ重視!」という方にぴったりです。
●ジョイントマットはこまめな掃除が大事
ジョイントマットは、つなぎ目にゴミやホコリがたまりやすい構造。飲み物などをこぼすと、すき間からマットの下に染みこんでしまうこともあるので、定期的に外して裏側も拭くのがベターです。
ただし、汚れた部分だけ取り外して洗えるのは大きな利点。「時間はあるからこまめに掃除したい」という方には、こちらも十分使いやすい選択肢になります。
🟨 掃除のしやすさで選ぶなら?
時短&衛生重視ならプレイマット、パーツごとの対応が便利なジョイントマットは、丁寧な掃除が苦じゃない方向きです。
小さな子どもがいる家庭での便利ポイント
最後に、それぞれのマットが子育て中の家庭でどんなふうに役立つのか、改めて整理してみましょう。
●プレイマットのおすすめポイント
-
ズレにくく、つかまり立ち期にも安心
-
デザイン性が高く、リビングにも馴染みやすい
-
厚みがあるので、冬場の冷え対策にも◎
●ジョイントマットのおすすめポイント
-
必要な場所だけに敷けて省スペース
-
汚れた部分だけ取り外して洗える
-
子どもが成長した後もDIYやペット用に再活用できる
どちらのマットも、それぞれの特性を活かせば、育児の頼れるサポーターになりますよ。
まとめ|あなたのライフスタイルに合ったマット選びを
プレイマットとジョイントマットは、どちらも赤ちゃんとの暮らしを快適にしてくれる頼もしいアイテムです。
ただ、それぞれに得意分野があるので、
-
安全性・防音性・掃除のしやすさ重視 → プレイマット
-
価格の安さ・レイアウトの自由さ・収納性重視 → ジョイントマット
といったように、ご家庭のライフスタイルや優先したいポイントによって、ぴったりな選び方が変わってきます。
実際には、両方を使い分けているご家庭も多く、「リビングはプレイマット・キッチン前はジョイントマット」のように、場所ごとに工夫して使うのもおすすめです。
ぜひこの記事を参考に、あなたのご家庭にぴったりのマットを見つけてくださいね。