こねこ便420とは?送り方・料金・サイズをわかりやすく解説|ネコポスとの違いも比較

発送予定の小物たち ライフ

宅急便で送るほどではないけれど、封筒だけでは不安な荷物を送りたい──。
そんな「ちょっとした発送」に便利なのが、ヤマト運輸の新サービス 「こねこ便420」 です。

専用資材に入るサイズであれば、全国どこへ送っても一律420円
厚さ3cm以内の小さな荷物を、ポスト投函で気軽に届けられるため、フリマアプリの出品者や、ちょっとしたプレゼントを送りたい人から注目されています。

この記事では、こねこ便420の 特徴・送り方・料金の仕組み・対応サイズ をやさしくまとめ、
さらに ネコポスや宅急便コンパクトとの違い もわかりやすく比較していきます。

「どうやって送るの?」「どれくらいのサイズまで対応?」「メリットと注意点は?」
といった疑問も、この記事を読み進めるだけで自然に整理できる内容です。

初めて利用する人でも迷わないよう、順を追ってまとめていますので、
発送方法を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

  1. こねこ便420とは?サービスの特徴と基本の仕組み
    1. 小型荷物を全国一律420円で送れる新サービス
    2. A4・厚さ3cm以内なら送れる“手軽さ”が強み
    3. ポスト投函で受け取れる(※日時指定は不可)
    4. 利用できる荷物/利用できない荷物の一覧
      1. 送れるものの例
      2. 送れないものの例
    5. 専用資材を使ったシンプルな発送フロー
  2. こねこ便420の料金・サイズ・配達日数
    1. 料金は全国一律420円のみ(資材料金も含む)
    2. 対応サイズはA4・厚さ3cm以内・重量1kgが目安
    3. 配達日数の目安は最短翌日〜数日(地域差あり)
    4. 追跡サービスには非対応(投函完了で配送完了)
  3. こねこ便420の送り方・発送の流れ
    1. まずは専用資材を購入する(入手場所と価格)
    2. 中身を梱包する際のコツ(厚さ3cmに収めるポイント)
    3. 営業所持ち込みと集荷の2つの方法
      1. ① ヤマト運輸の営業所へ持ち込む
      2. ② 自宅で集荷を依頼する
    4. 発送時に必要な情報と手続きの流れ
    5. 発送後はそのまま配達へ(追跡は不可)
  4. ネコポス・宅急便コンパクトとの違いが一目でわかる比較
    1. ネコポスとの違い(料金・厚さ・サービス仕様)
    2. 宅急便コンパクトとの違い(箱代・日時指定の可否)
    3. どれを選ぶべき?シーン別のおすすめ
      1. ✔ フリマアプリの発送
      2. ✔ 書籍やメディア類の発送
      3. ✔ 友人へのちょっとしたギフト
  5. こねこ便420のメリット・デメリット
    1. メリット|全国一律420円で料金がわかりやすい
    2. メリット|厚さ3cmでも専用資材に入れやすい
    3. メリット|集荷OKで家から出ずに発送できる
    4. デメリット|追跡不可/日時指定不可
    5. デメリット|サイズ・重量の制限がシビア
    6. デメリット|信書・貴重品は送れない
  6. こねこ便420の利用が向いている人/向いていない人
    1. 向いているケース|フリマ出品や個人間のやり取り
    2. 向いているケース|書籍やメディア類の発送
    3. 向いているケース|急ぎではないけれど丁寧に送りたい荷物
    4. 向いていないケース|追跡が必要な荷物
    5. 向いていないケース|必着日が決まっている荷物
    6. 向いていないケース|厚さ・重さの制限を超える荷物
  7. よくある疑問(FAQ)
    1. 厚さ3cmを少し超えたらどうなる?
    2. 営業所に持ち込んだら割引はある?
    3. 複数個まとめて集荷依頼できる?
    4. 配達状況は確認できる?
    5. 匿名配送には対応している?
    6. 壊れもの・貴重品は送れる?
    7. 離島や遠方でも420円で送れる?
  8. まとめ|「こねこ便420」は小型荷物の“ちょうどいい選択肢”
    1. 「軽い荷物」「急ぎではない荷物」には最適
    2. ほかの配送サービスと組み合わせると便利

こねこ便420とは?サービスの特徴と基本の仕組み

小型荷物を全国一律420円で送れる新サービス

こねこ便420は、ヤマト運輸が新たに開始した 小型荷物専用の配送サービス です。
A4相当の専用資材に入る荷物であれば、全国どこへ送っても 一律420円(税込)
料金の中に 資材料金も含まれている ため、追加の梱包費用がかからず、コストの見通しが立てやすい点が大きな魅力です。

宅急便ほどの大きさではないものの、「封筒だけでは不安」「しっかり梱包したい」という荷物に向いており、フリマアプリや個人間の発送で利用しやすい仕組みになっています。


A4・厚さ3cm以内なら送れる“手軽さ”が強み

利用できる荷物は、A4サイズ・厚さ3cm以内・重量1kg程度まで が基本。
薄型の書籍や雑貨、小さめの衣類、コスメサンプルなど、日常的に「ちょっと送りたい」と感じるものにちょうどフィットします。

従来の宅急便コンパクトやネコポスでは「厚さ」「箱代」「送料」の条件がバラつきやすかったため、わかりやすい一律料金+専用資材 は利用者にとって扱いやすいポイントと言えます。


ポスト投函で受け取れる(※日時指定は不可)

こねこ便420は ポスト投函型 のサービスです。
受取人が不在でもポストに入ればそのまま配達が完了するため、受け取りの手間が少なく、「とにかく早くポストに届けばOK」という荷物に向いています。

ただし、

  • 日時指定は不可

  • 対面受取ではない

という点には注意が必要です。

配達は最短で翌日になる場合もあり、地域によっては数日かかる場合もあります。急ぎの荷物よりは、「急がないがしっかり届けたい」という用途に向いています。


利用できる荷物/利用できない荷物の一覧

こねこ便420では、一般的な小型物の発送は問題ありませんが、送れないもののルールがはっきり決まっています。

送れるものの例

  • 書籍・雑誌の薄い号

  • CD・DVD・Blu-ray

  • 小型の衣類(Tシャツ類など)

  • コスメサンプル・雑貨類

  • 同人グッズ・ステッカー・紙類

送れないものの例

  • 信書(手紙・請求書・契約書 など)

  • 現金・有価証券

  • 貴重品・精密機器

  • 割れやすい非常に壊れやすい物

これは宅急便全般に共通した基本ルールで、安全性を保つための標準的な取り決めです。


専用資材を使ったシンプルな発送フロー

こねこ便420は 専用資材が必須 です。
資材はヤマト運輸の営業所・オンラインストアなどで購入でき、そのまま荷物を入れて発送します。

発送方法は以下の2パターン:

  • ヤマト運輸の営業所に持ち込む

  • 集荷を依頼する

いずれも手続きがシンプルで、初めて利用する人でも迷いにくいサービス設計 になっています。

こねこ便420の料金・サイズ・配達日数

料金は全国一律420円のみ(資材料金も含む)

こねこ便420の最大の特徴は、どの地域に送っても料金が420円で変わらない という点です。
この420円には、送りに必要な 専用資材料金も含まれている ため、「梱包材はいくら?」「送料はいくら?」と計算する手間がなく、コストがとても読みやすい仕組みになっています。

一般的な宅急便のように、発送元や配送距離で料金が変わらないため、遠方(北海道・九州・沖縄など)に荷物を送る場合でも、追加料金を心配しなくてよい ところがメリットです。


対応サイズはA4・厚さ3cm以内・重量1kgが目安

こねこ便420に対応する荷物サイズは、以下の3つが基準になります。

  • A4サイズ相当の専用パッケージ内に収まる

  • 厚さ3cm以内

  • 重量は約1kgまでが目安

この“3cmルール”はややシビアですが、厚めの書籍でも工夫すれば入る場合があり、薄型の衣類・小物・メディア類などは十分対応可能です。
また専用資材は硬めの紙製で、普通の封筒よりも荷物が守られやすい構造になっています。

厚さ3cmギリギリ の荷物は、梱包時にふくらみや角の出っ張りに注意する必要があり、強めに押し込まず“自然に入る範囲”で収めるのが安心です。


配達日数の目安は最短翌日〜数日(地域差あり)

こねこ便420は、配達スピードが極端に遅いわけではなく、最短翌日 に届く場合も多いサービスです。
ただし、通常の宅急便のように「何日必着」という明確なスピード保証はなく、地域によって所要日数に幅があります。

目安としては以下のようなイメージです。

  • 近隣の都道府県:翌日〜2日

  • 遠方(北海道・九州など):2〜4日程度

また、日時指定や時間帯指定には対応していません。
ポスト投函型である以上、不在時でも投函できる利便性と引き換えに、細かい時間調整はできない仕組みになっています。

急ぎではないけれど“できるだけ早く”送りたい荷物の場合は、コストとスピードのバランスが良く、使いやすいサービスです。


追跡サービスには非対応(投函完了で配送完了)

こねこ便420では、宅急便のような 荷物追跡(トラッキング)機能は提供されていません。
発送から配達までの細かな状況を確認することはできず、配達完了は「ポスト投函」で完了となる仕組みです。

そのため、

  • 高価な商品

  • 配送状況を逐一確認したい荷物

  • 不着が困る重要物

には向いていません。

逆に、
“追跡なしでも問題ない小型物” を気軽に送りたい利用者には向いている サービスと言えます。

こねこ便420の送り方・発送の流れ

まずは専用資材を購入する(入手場所と価格)

こねこ便420を利用するためには、専用資材の購入が必須 です。
資材はヤマト運輸の営業所や公式オンラインショップで販売されており、価格は 420円(送料込み)に含まれています
専用資材はA4サイズで厚めの紙製。普通の封筒よりも強度があり、書籍や薄型の雑貨などを入れても型崩れしにくい構造です。

購入した資材は、そのまま梱包に使用するため、事前にいくつかストックしておくとスムーズに発送できます。


中身を梱包する際のコツ(厚さ3cmに収めるポイント)

こねこ便420の“厚さ3cmまで”という制限は、荷物の形状によっては少し工夫が必要です。

梱包時のポイントは次のとおりです。

  • 角が出やすいものは薄い緩衝材で軽く包む

  • 厚みギリギリの書籍は、背表紙を下側にするなど入れ方を工夫する

  • 専用資材の中で片寄りが出ないよう均等に収める

  • 無理に押し込まず、自然に入る範囲で調整する

特に、ふくらみやすい衣類・タオルなどの布もの は、空気が入ると厚みをオーバーしやすいため、やさしく畳むと入りやすくなります。


営業所持ち込みと集荷の2つの方法

荷物の発送方法は、以下のどちらでも利用できます。

① ヤマト運輸の営業所へ持ち込む

専用資材に荷物を入れて封をしたら、そのまま営業所で発送手続きを行います。
持ち込みのメリットは、対面で確認しながら手続きできる安心感 があることです。

② 自宅で集荷を依頼する

スマホやパソコンから集荷を依頼すれば、自宅まで荷物を取りに来てもらえます。
「重い荷物はないが、家を空けられない」「近くに営業所がない」という場合に便利です。

どちらも追加料金はなく、420円の料金のみで発送可能 です。


発送時に必要な情報と手続きの流れ

こねこ便420では、一般的な宅急便のように複雑な伝票は必要なく、手続きも非常にシンプルです。

発送の流れは次のとおりです。

  1. 専用資材に荷物を入れる

  2. 資材のフタ部分をしっかり封緘する

  3. 発送先の住所・名前などを記入またはラベルを貼る

  4. 営業所に持ち込む or 集荷を依頼する

  5. そのまま配達へ(ポスト投函で完了)

必要なのは 送り先の住所・氏名 と、発送する荷物だけです。
複雑な入力がないため、初めて利用する場合でも戸惑いにくい設計になっています。


発送後はそのまま配達へ(追跡は不可)

発送後の荷物は、ヤマト運輸によって通常の配送ルートで運ばれ、ポスト投函で配達完了となります。
すでに説明したとおり、追跡サービスには対応していません ので、荷物の状況をリアルタイムで確認することはできません。

受け取る側は、不在でもポストに入れば受け取りが完了するため、配送のタイミングを気にする必要がありません。
気軽に送りたい小物の発送にはちょうどよい仕組みです。

ネコポス・宅急便コンパクトとの違いが一目でわかる比較

こねこ便420は、小型荷物の新しい選択肢として登場したサービスですが、既存の「ネコポス」や「宅急便コンパクト」との違いを理解しておくと、どの場面で使いやすいのかが明確になります。ここでは、3つのサービスの特徴をわかりやすく比較していきます。


ネコポスとの違い(料金・厚さ・サービス仕様)

ネコポスは、ヤマト運輸が提供している ポスト投函型の小型配送サービス ですが、料金や厚さ制限が発送元や利用環境によって異なることが多く、事前に確認が必要です。

一方、こねこ便420は、

  • 全国一律420円

  • 専用資材に入ればOK

  • 厚さは3cmまでと明確

というように、料金体系とルールがとてもシンプルです。

特に 「厚さ3cm」 という基準は、ネコポスよりもわかりやすく、荷物が入るかどうかを判断しやすい点がメリット。
ただし、ネコポスは荷物追跡に対応しているため、追跡が必要な荷物であればネコポスの方が安心です。


宅急便コンパクトとの違い(箱代・日時指定の可否)

宅急便コンパクトは 対面配達型 のサービスで、専用BOX(有料)に入れて発送するスタイルです。
箱代+送料が必要で、配達地域によって料金が変わるため、コストはやや高めになります。

対して、こねこ便420は

  • 資材料金込み

  • 料金は全国一律

  • ポスト投函で完了

といった点で、よりシンプルで低コスト。
ただし、宅急便コンパクトのような 日時指定・時間帯指定 は利用できません。

荷物の安全性や配達の確実性を重視するなら宅急便コンパクト、
「急ぎじゃないけど、手軽に送りたい」場合はこねこ便420が向いています。


どれを選ぶべき?シーン別のおすすめ

用途ごとに向いているサービスを整理すると、以下のようになります。

✔ フリマアプリの発送

  • 小物・衣類・雑貨 → こねこ便420

  • 高価品・追跡が必要 → ネコポス

  • サイズが大きい → 宅急便コンパクト

✔ 書籍やメディア類の発送

  • 薄い雑誌・文庫本・CD → こねこ便420

  • 厚めの書籍や箱入り商品 → 宅急便コンパクト(または宅急便)

✔ 友人へのちょっとしたギフト

  • コンパクトに収まる物 → こねこ便420

  • 壊れ物や大きめの品 → 宅急便コンパクト

このように、“軽くて小さい荷物”なら、こねこ便420はとても相性が良いサービス です。
反対に、追跡が必要だったり、日時指定をしたい場合は従来サービスを選ぶほうが安心です。

こねこ便420のメリット・デメリット

こねこ便420は、小型荷物を気軽に送りたい人には非常に使いやすいサービスですが、万能というわけではありません。特徴をより正確に理解するため、メリットとデメリットを整理していきます。


メリット|全国一律420円で料金がわかりやすい

最大の魅力は、全国どこへ送っても420円 というシンプルな料金設定です。
資材料金込みのため、実質「これ以上かからない」ことが明確で、送料の計算がほぼ不要 になります。

宅急便のように距離によって料金が変わらないため、遠方の地域に送る場合でも安心。特に、北海道や九州、離島への発送で料金が上がらない のは大きな利点です。


メリット|厚さ3cmでも専用資材に入れやすい

こねこ便420の専用資材は、普通郵便の封筒よりも丈夫で、薄めの書籍や小物を入れても安定しやすい構造です。

専用資材に入るものならそのまま発送できるため、

  • 「普通郵便だと梱包が不安」

  • 「封筒だと角がつぶれそう」
    という場面でも安心して送れます。

“A4 × 3cm” というわかりやすい基準 は、利用者にとって判断しやすく、失敗しにくい点がメリットです。


メリット|集荷OKで家から出ずに発送できる

こねこ便420は、営業所への持ち込みだけでなく 自宅集荷にも対応 しています。

送料は420円のままで、

  • 重い荷物を持ち運ぶ必要がない

  • 忙しくて外出が難しい

  • 雨の日でも手軽に発送できる

という便利さがあります。

「小さい荷物のために出かけたくない」という人には特に嬉しいサービスです。


デメリット|追跡不可/日時指定不可

こねこ便420は 追跡番号がありません
また、配達はポスト投函型のため、日時指定や時間帯指定も利用できません。

そのため、

  • 配送状況をしっかり確認したい荷物

  • 必着日が決まっている荷物

  • 高価なアイテム

などには不向きです。

“気軽に送れる” というメリットの裏側にある仕様として、押さえておく必要があります。


デメリット|サイズ・重量の制限がシビア

厚さ3cm以内という制限は、荷物の種類によっては入らない場合があります。
とくに、以下のタイプは注意が必要です。

  • ふくらみやすい衣類

  • 厚みのある箱入り商品

  • 緩衝材で厚さが増える荷物

また、重量も1kg程度までが基準となるため、中身が重い書籍や金属製品などは適していません。
“入る物は限られる” という点はデメリットと言えます。


デメリット|信書・貴重品は送れない

こねこ便420では、手紙や請求書などの 信書(しんしょ) は送れません。
これは郵便法の規定に基づくもので、宅急便全般に共通するルールです。

また、以下も送付できません。

  • 現金・有価証券

  • クレジットカード

  • 貴金属・精密機器

  • 高価品・一点物のコレクション

安全面の確保を目的としているため、こうした品目は別のサービス(宅急便コンパクト・宅急便)を選ぶ必要があります。

こねこ便420の利用が向いている人/向いていない人

こねこ便420は、小型荷物を“気軽に”送りたい人にはとても便利なサービスですが、すべての発送用途に向いているわけではありません。
ここでは、利用が向いているケースと、ほかのサービスを選んだ方が安心なケースを整理していきます。


向いているケース|フリマ出品や個人間のやり取り

メルカリ・ラクマなどのフリマアプリでは、小物や薄型のアイテムを発送する機会が多くあります。
こねこ便420は以下のような場面にぴったりです。

  • Tシャツや薄手の衣類

  • 文庫本・漫画の単行本

  • ハンドメイド作品(小物)

  • コスメサンプル・雑貨類

  • 同人グッズ・ブロマイド

  • 小さな電子小物(軽いもの)

「小さくて軽いけど、普通郵便よりしっかり送れる方法がいい」
という時に、ちょうど良い選択肢になります。


向いているケース|書籍やメディア類の発送

薄型の書籍や雑誌、CD・DVD などは、専用資材に収まりやすく、こねこ便420の得意分野です。

とくに、

  • CDケース1枚

  • 文庫本1〜2冊

  • 薄い雑誌
    などは厚さ3cm以内に収めやすく、費用も安定しているため、個人同士の取引には使いやすいサービスです。


向いているケース|急ぎではないけれど丁寧に送りたい荷物

日時指定ができないため「絶対に○日必着」という荷物には向きませんが、
“だいたい翌日〜数日で届けば十分” という場面では、とても便利です。

  • おすそ分けの品

  • ちょっとしたプレゼント

  • お礼の小物

  • 手作り雑貨

このように、「気軽に送れるけれど封筒では不安」という荷物の発送に相性が良いサービスです。


向いていないケース|追跡が必要な荷物

こねこ便420は 追跡に非対応 です。
そのため、以下のような用途には適していません。

  • フリマで高価品を発送する

  • 「届いたかどうか」明確に確認したい

  • 住所間違いの確認が必要な品

  • 紛失すると困る重要物の発送

この場合は、追跡番号が付与されるネコポスや宅急便コンパクトの方が安心です。


向いていないケース|必着日が決まっている荷物

日時指定・時間帯指定ができないため、

  • 「○日までに必ず届けたい」

  • 「午前中に受け取りたい」

  • 「イベント前に確実に届けたい」

といった用途には向きません。

こねこ便420はスピード重視ではなく “気軽・低コスト” を優先したサービスです。


向いていないケース|厚さ・重さの制限を超える荷物

専用資材に収まらない荷物は利用できません。

  • 厚さが3cmを超える

  • 資材から明らかにはみ出す

  • 本体は薄いがパッケージが厚い

  • 重量が1kgを超える

こういった場合は、宅急便コンパクトや通常の宅急便へ切り替える必要があります。

よくある疑問(FAQ)

こねこ便420は新しいサービスということもあり、「ここはどうなるの?」という細かな疑問が生まれやすい配送方法です。利用前に気になりやすいポイントを整理して、Q&A形式でまとめました。


厚さ3cmを少し超えたらどうなる?

専用資材が自然に閉まらない場合は利用できません。

「少しなら大丈夫」というルールはなく、

  • ふくらみがある

  • 無理に押し込まないと閉まらない

  • 封をしたときに明らかに資材が膨らんでいる

といった状態だと、受付時に断られる可能性があります。
厚みがギリギリの場合は、梱包材を薄くする・入れ方を工夫するなどで調整しましょう。


営業所に持ち込んだら割引はある?

こねこ便420には持ち込み割引はありません。

宅急便の一部サービスには持ち込み割引が存在しますが、こねこ便420は 一律420円の固定料金 のため、持ち込みの有無で料金が変わることはありません。


複数個まとめて集荷依頼できる?

可能です。
同じタイミングで複数のこねこ便420を発送したい場合でも、まとめて集荷してもらえます。

ただし、配達員の状況や地域によっては集荷までに時間がかかることがあるため、余裕をもって依頼しておくと安心です。


配達状況は確認できる?

追跡サービスには対応していません。

発送後は、ヤマト運輸の通常の配送ルートで運ばれ、ポスト投函された時点で配送完了となります。
配送の進み具合や現在地を確認する機能はないため、追跡が必要な荷物はネコポスなど別サービスの利用が安心です。


匿名配送には対応している?

こねこ便420は匿名配送に対応していません。

送り主・受取人の名前と住所を記入する必要があるため、
メルカリなどのフリマアプリで匿名配送を利用したい場合は、対応しているサービス(らくらくメルカリ便など)を選ぶ必要があります。


壊れもの・貴重品は送れる?

送れません。

こねこ便420は小物向けの簡易配送サービスであるため、

  • 壊れもの

  • 高価品

  • 精密機器

  • 貴重品

  • 信書

などは送付対象外です。

安全性を重視する荷物は、宅急便コンパクトや通常の宅急便を選んでください。


離島や遠方でも420円で送れる?

はい。全国一律420円で利用できます。

通常の宅急便では距離によって料金が変わりますが、こねこ便420は配送料が固定のため、離島や北海道・九州などへの発送も追加料金なしで送れます。

まとめ|「こねこ便420」は小型荷物の“ちょうどいい選択肢”

こねこ便420は、宅急便ほど大げさではないけれど、普通郵便では少し不安──。
そんな「ちょっとした荷物」を送りたい場面にぴったりの、新しい小型配送サービスです。
全国一律420円、専用資材込みというシンプルさが魅力で、フリマ利用者や個人間のやり取りの幅を大きく広げてくれます。

ここでは、記事で解説してきたポイントを簡潔に振り返っていきます。


「軽い荷物」「急ぎではない荷物」には最適

こねこ便420が最も力を発揮するのは、

  • 書籍や雑誌

  • 小さな衣類

  • 雑貨・コスメサンプル

  • 同人グッズ・紙もの
    といった 軽量で小型のアイテム を送りたいときです。

送料が420円で一定のため、発送コストを計算しやすく、フリマや個人取引でも使いやすいラインになっています。
急いで届く必要がない荷物なら、このサービスのメリットをより実感しやすいでしょう。


ほかの配送サービスと組み合わせると便利

こねこ便420だけですべての発送ニーズを満たせるわけではありません。
しかし、

  • 追跡が必要なら「ネコポス」

  • 厚さ制限を超えるなら「宅急便コンパクト」

  • 大きな荷物は通常の宅急便

といった形で使い分けることで、送料の最適化がしやすくなります。

状況に合わせてサービスを選べば、無駄なコストを抑えながら、届けたい相手へしっかり荷物を届けることができます。

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