油汚れや焦げ付きを防げるので便利ですが、ネットで調べると「燃えるから危険」「発火する恐れがある」といった怖いワードを目にして、使うのを躊躇していませんか?
結論:ノンフライヤーにクッキングシートは使える?メーカーの回答
- フィリップス(Philips): 原則として、バスケット内にクッキングシートやアルミホイルをそのまま敷くことは推奨していません。
- COSORI(コソリ): 専用の穴あきペーパーの販売はありますが、食材を乗せない状態(予熱など)での使用や、サイズが合わないものの使用は禁止されています。
- シロカ(siroca): 熱風の循環を妨げる恐れがあるため、基本的には敷かないことを推奨しています。
なぜ「燃える」「発火する」と言われるのか?2つの原因
原因①:熱風でシートが巻き上がり、ヒーター(熱源)に触れるため
ノンフライヤーの天井部分には、真っ赤に熱せられた「最高温度のヒーター」がむき出し(またはガード付き)で配置されています。風で浮いたクッキングシートの端がこのヒーターに直接触れてしまうと、シートの耐熱温度(一般的に250度前後)を大きく超え、一瞬で黒く焦げて煙が出たり、発火したりする原因になります。
原因②:食材が軽すぎてシートが固定されていないため
- フライドポテトをほんの少量だけ焼く
- カットピザやパンなど、面積は広いが重量が軽いものを乗せる
- 食材をシートの「中央」だけに固めて置き、端が大きく余っている
危険を防ぐ!クッキングシートを安全に使うための正しい敷き方
① 食材の重みでシートをしっかり固定する
- 食材を敷き詰める: シートの真ん中だけでなく、四隅や端の方までまんべんなく食材を配置します。
- 軽い食材は避ける: ポテトを数本だけ焼く、油揚げやパンなど「面積が広くて軽い食材」を調理する、といった場合はシートの使用を避けましょう。
② バスケットのサイズからはみ出さないようにカットする
- 壁面に沿って高くしすぎない: 汚れを防ぎたいからと、バスケットの壁面高くまでシートを立ち上げるのはNGです。天井のヒーターに距離が近づき、非常に危険です。
- 底面のサイズに合わせる: 必ずバスケットの「底面」と同じか、少し小さめのサイズにハサミでカットして敷いてください。
③ 予熱(空焚き)のときには絶対に敷かない
【検証】市販のロール型 vs ノンフライヤー専用シートの違い
普通のクッキングシート(ロール型)のメリット・デメリット
- メリット: とにかく価格が安く、使いたいときにすぐ手に入ります。
- デメリット: ノンフライヤーの丸型や四角型のバスケットに合わせて、毎回ハサミで丸くカットする手間がかかります。また、自分で切ると端が反り返りやすく、熱風で浮き上がるリスクがどうしても高くなります。
ノンフライヤー専用の「穴あき丸型シート」がおすすめな理由
- ジャストサイズだから浮き上がりにくい
バスケットの底面にぴったり収まるサイズ(16cm、20cmなど)が選べるため、余分なハサミでのカットが不要。端がめくれ上がってヒーターに触れるリスクを最小限に抑えられます。 - 無数の「穴」がノンフライヤーの性能を引き出す
専用シートには全体に小さな穴が開いています。これにより、ノンフライヤー最大のメリットである「上下の熱風循環」を遮りません。 - 油が下に落ちてヘルシーなまま
普通のシートだと食材から出た油がシートに溜まってしまいますが、穴あきタイプなら油がしっかり下に落ちます。カラッとジューシーでヘルシーな仕上がりを邪魔しません。
クッキングシート以外の代用品とお手入れをラクにするコツ
代用品①:耐熱シリコンマット(洗って何度も使える)
適度な重みがあるため、クッキングシートのように熱風で舞い上がる心配が一切ありません。使い捨てではないためゴミが出ず、コストパフォーマンスにも優れています。
代用品②:アルミホイル(※ただしメーカーの規定に注意)
ただし、アルミホイルは熱風を完全に遮断してしまうため、食材の裏側が焼けにくくなるデメリットがあります。また、メーカーによっては「アルミホイルの使用NG」と明記されている機種もあるため、必ず事前に取扱説明書を確認してください。
裏ワザ:使用直後に「お湯+食器用洗剤」でつけ置き洗い
- 調理後、ノンフライヤーの熱が少し冷めるまで待つ
- バスケットに「ぬるま湯」を張り、食器用洗剤を数滴たらす
- そのまま10分〜15分ほど放置(つけ置き)する
- 柔らかいスポンジで優しくなでるように洗う
【FAQ】ノンフライヤー×クッキングシートのよくある質問
Q. 穴が開いていない「普通のクッキングシート」を使うとどうなる?
A. 熱風の循環が妨げられ、焼きムラや仕上がりに影響することがあります。
穴のないクッキングシートは、ノンフライヤーの特徴である熱風の循環を妨げやすくなります。そのため、食材の裏側がカリッと仕上がりにくくなったり、焼きムラが生じたりする場合があります。また、食材から出た油がシート上に溜まりやすくなるため、余分な油を落とすというノンフライヤー本来の調理性能を十分に活かせないことがあります。より均一に仕上げたい場合は、メーカーが認めている場合に限り、専用の穴あきシートを使用するとよいでしょう。
Q. 100均(ダイソー・セリアなど)のシートでも代用できる?
A. 耐熱温度やサイズを確認し、取扱説明書の指示に従って使用してください。
100円ショップで販売されているクッキングシートの多くは一般的な耐熱温度(約250℃前後)ですが、製品によって仕様は異なります。使用する前に耐熱温度を確認し、ノンフライヤーの取扱説明書で使用可否を確認してください。また、バスケットからはみ出さないサイズにカットし、必ず食材の重みで固定した状態で使用しましょう。
Q. 「耐熱温度250℃」のシートなら絶対安全?
A. いいえ。耐熱温度以内でも、ヒーターに直接触れると焦げたり発火したりするおそれがあります。
クッキングシートに表示されている耐熱温度は、オーブンなどで使用する際の条件を想定したものです。ノンフライヤーでは熱風によってシートが浮き上がり、ヒーター部分に直接接触すると焦げや発火につながるおそれがあります。そのため、耐熱温度だけで安全とは判断できません。予熱時には使用せず、食材でしっかり固定するなど、メーカーの指示に従って使用することが重要です。
Q. クッキングシートは毎回使った方がいい?
A. 必須ではありません。
油汚れや焦げ付きを防ぎたい場合には便利ですが、メーカーによっては使用を推奨していない機種もあります。使用する際は取扱説明書を確認し、安全な使い方を守ることが大切です。
Q. アルミホイルとクッキングシートならどちらがおすすめ?
A. 目的によって異なります。
掃除を楽にしたい場合はクッキングシート、油分の多い食材や形を整えたい場合はアルミホイルが便利です。ただし、どちらも熱風の流れに影響を与える可能性があるため、使用可否はメーカーの取扱説明書を確認してください。
まとめ:正しい知識を持って安全にノンフライヤーを活用しよう
- 原則はメーカーの取扱説明書に従う(基本は使用NGが多い)
- 普通のシートは熱風で巻き上がり、天井のヒーターに触れると焦げや発火の原因になる
- 使う場合は「予熱時には敷かない」「食材の重みで固定する」「サイズを合わせる」を徹底する
- 安全かつ美味しく調理するなら、通販で買える「専用の穴あき丸型シート」が一番おすすめ

