スマホで通話していて「声が小さいと言われた」「動画の音がこもる気がする」と感じたとき、意外と見落としがちなのがマイクの位置です。どこにあるのか分からないままだと、ケースや指で塞いでしまうこともありますし、スピーカー穴やSIMピン穴と見間違えて「これで合ってる?」と迷いやすいんですよね。
結論から言うと、スマホのマイクは本体の下側(充電端子の近く)にあることが多く、機種によっては上側や背面にも補助のマイクが付いています。つまり、マイクは1つだけとは限らず、用途(通話・動画・ノイズ低減など)に合わせて複数搭載されていることも珍しくありません。
この記事では、スマホのマイクがどこにあるかを見つける基本の考え方から、iPhone・Androidそれぞれの傾向、スピーカー穴との見分け方、音が入りにくいときのチェックポイントまで、家族に説明できるくらい分かりやすく整理します。まずは、いちばん大事なポイントである「だいたいここにある」という結論から押さえていきましょう。
結論|スマホのマイクは“底部+上部”にあることが多い
スマホのマイクは、多くの機種で本体の底部(下側)にあります。目印は、充電端子(LightningやUSB-C)の近くにある小さな穴です。ここが通話や音声入力で使われる「メインのマイク」になっていることが多いです。
さらに最近のスマホでは、音をよりクリアにするために上部(イヤースピーカー付近)や背面(カメラ付近)などに補助のマイクが付いていることもあります。たとえば、周囲の音を拾ってノイズを調整したり、動画撮影時の音を自然に録ったりと、役割が分かれているイメージです。
ただし見た目だけだと、マイクの穴はスピーカーの穴やSIMピン穴と紛らわしく、「どれがマイク?」となりがちです。次のパートでは、マイクの場所を迷わず見つけるコツと、間違えやすいポイントを順番に整理していきます。
スマホのマイクの場所はどこ?見つけ方の基本
スマホのマイクは「穴が小さくて目立たない」うえに、周りに似た穴(スピーカーやSIMピン穴など)もあるため、初見だと迷いやすいポイントです。ここでは、細かい機種差に深入りしすぎず、どのスマホでも応用しやすい見つけ方を整理します。
小さな穴=マイク…とは限らないが、まずは“下側”をチェック
マイクの位置を探すときは、まず本体の下側(充電端子の近く)を見てみてください。多くのスマホでは、通話や音声入力で使われるメインのマイクが下側に配置されています。
下側には小さな穴が複数並んでいることがありますが、全部がマイクというわけではありません。マイクはその中の一部で、残りはスピーカー(音が出る側)やデザイン上の穴であるケースもあります。迷ったら、次の「スピーカーとの違い」で整理するとスッキリします。
スピーカー穴との見分け方|“穴の並び”と“左右の役割”で考える
下側に穴が左右に並んでいるタイプだと、つい「左右どっちも同じ穴」と思ってしまいがちですが、実際は片側がスピーカー、もう片側がマイクという構成がよくあります(機種によってはスピーカー穴が複数、マイク穴は1つだけ、というパターンもあります)。
見分けるコツは、“マイクは1つだけ混ざっていることが多い”と考えること。穴がずらっと並んでいても、マイクとして使われているのはそのうちの1つ…というケースが多いです。ここを知っているだけでも「どれがマイク?」の迷いが減りやすくなります。
SIMピン穴と間違えない|“側面の1つだけの穴”は要注意
もうひとつ混乱しやすいのが、SIMトレイを取り出すためのSIMピン穴です。これはマイクではなく、側面(または上部)にポツンと1つだけあることが多いのが特徴です。
「小さい穴だからマイクかも」と思って、ここに何かを入れたくなってしまうこともありますが、SIMピン穴は役割が別なので、マイク探しのときは“側面の孤立した穴は別物かもしれない”と覚えておくと安心です。
防水モデルは“穴が見えにくい”こともある
防水・防滴に対応したスマホの場合、マイクの穴がメッシュ状だったり、見た目が目立ちにくい設計になっていることがあります。「穴が見当たらない…」と感じても、実際はスピーカー付近や端子周りの目立たない場所に配置されていることが多いです。
このタイプは見た目だけで断定しにくいので、メーカーのサポートページや取扱説明書にある「各部の名称(図)」を確認すると、いちばん確実です。
ケース装着時の注意点|穴が“少しズレて塞がる”ことがある
「マイクの場所は合っているはずなのに、声がこもる気がする…」というときは、ケースや保護パーツが影響している場合もあります。特に、端子周りの穴がギリギリの設計だと、わずかなズレでマイク部分が塞がりやすいことがあります。
もし気になるときは、いったんケースを外して試してみると、原因の切り分けがしやすくなります(あくまで確認のひとつとして、無理のない範囲でOKです)。
ここまでの内容をまとめると、マイク探しは「下側の端子周り → スピーカー穴との違い → 側面のSIMピン穴に注意」の順で見ていくのがコツです。次は、iPhoneとAndroidでマイク位置の“傾向”がどう違うのかを、分かりやすく整理していきます。
iPhoneのマイク位置の特徴
iPhoneのマイクは、基本的な考え方を押さえておくと位置を把握しやすくなります。細かい機種ごとの差はありますが、「下部+上部+背面」という3点構成がひとつの目安です。
下部マイク|通話や音声入力のメイン
iPhoneのマイクでいちばん使用頻度が高いのは、本体の下側(充電端子の近く)にあるマイクです。通話中の声や音声入力、録音アプリなどで主に使われます。
下部には穴が左右に並んでいることがありますが、すべてがマイクではありません。片側はスピーカー、もう片側にマイクが含まれている構成が一般的です。
上部マイク|周囲の音を拾う補助役
本体の上側、イヤースピーカー付近にも補助のマイクが搭載されていることがあります。これは周囲の音を拾って調整したり、通話時の聞こえ方を自然に整えたりするための役割を担っています。
見た目には小さな点や細いスリット状になっていることもあり、ぱっと見では気づきにくいのが特徴です。
背面マイク|動画撮影時に活躍
カメラ周辺の背面にもマイクが配置されている機種があります。主に動画撮影時の音声を拾うためのもので、カメラの向きに合わせて自然な音を録るための設計です。
この背面マイクは「カメラ用の音」と覚えておくとイメージしやすくなります。
まとめると、iPhoneは下部=通話や入力、上部=補助、背面=動画という役割分担の傾向があります。すべての機種で完全に同じではありませんが、この3点を知っておくだけでも「どこにあるのか分からない」という迷いはかなり減ります。
Androidスマホのマイク位置の特徴
Androidスマホはメーカーやモデルの種類が多いため、iPhoneよりも配置のバリエーションが広いのが特徴です。ただし基本的な考え方は似ていて、下部にメイン、上部や背面に補助という構成が多く見られます。
下部マイク|ほとんどの機種にある基準ポイント
Androidでも、通話や音声入力に使われるメインのマイクは本体下側の端子周辺にあるケースが多いです。まずここを確認すると、見つけやすくなります。
USB-C端子の左右に穴が並んでいる場合でも、すべてがマイクというわけではなく、スピーカーと役割が分かれていることが一般的です。
上部・側面のマイク|機種によって位置が変わる
補助のマイクは、本体上部や側面に配置されることがあります。小さな穴が1つだけ見える場合もあり、SIMピン穴と見分けがつきにくいこともあります。
側面にポツンと1つだけある穴はSIMトレイ用であることも多いため、迷ったときは下部との位置関係で考えると整理しやすくなります。
背面マイク|カメラ周辺にあることも
動画撮影の音を拾うために、背面カメラの近くにマイクが配置されているモデルもあります。撮影時の音声を自然に取り込むための設計で、iPhoneと同じような役割です。
Androidスマホはメーカーごとの個性が出やすいものの、「まず下側を確認 → 上部や背面を補助として見る」という順番で探すと、機種が違っても応用しやすくなります。細かな違いに迷ったときは、メーカーのサポートページにある各部名称の図を見ると位置を確認しやすくなります。
スマホのマイクは何に使われている?
スマホのマイクは「通話のときに声を拾うだけ」と思われがちですが、実際にはさまざまな場面で使われています。用途を知っておくと、マイクの位置や数が多い理由もイメージしやすくなります。
通話|相手に自分の声を届ける基本機能
もっとも分かりやすい用途が電話や通話アプリでの音声送信です。本体下側のマイクがメインで使われることが多く、ここを指で塞いでしまうと声がこもって聞こえる原因になりやすくなります。
音声入力・録音|メモや検索にも使われる
キーボードのマイクボタンを押して行う音声入力や、ボイスメモ・録音アプリもマイクを使っています。文字入力が面倒なときや、ちょっとしたメモを残したいときにも活躍する機能です。
動画撮影|映像だけでなく“音”も同時に記録
動画を撮るときは、カメラだけでなくマイクも同時に働いています。背面や上部の補助マイクが使われることもあり、カメラの向きに合わせて自然な音を拾うように設計されています。
ノイズ調整|周囲の音をやわらげる役割
最近のスマホには、周囲の音を拾って聞こえ方を整える補助マイクが搭載されていることがあります。たとえば屋外での通話や動画撮影時に、周囲の音とのバランスを取るために使われる仕組みです。
このように、スマホのマイクは「声を拾う」だけでなく、入力・録音・撮影・音の調整など幅広い場面で活躍しています。そのため、1台のスマホに複数のマイクが付いていることも珍しくありません。
マイクが使えない・音が入らないときのチェックポイント
通話中に相手に声が届きにくかったり、録音した音が小さく感じたりするときは、いくつかのポイントを順番に確認すると原因を切り分けやすくなります。難しい操作は不要で、日常的に確認できる内容が中心です。
ケースやアクセサリーの影響
スマホケースや端子カバーが、マイクの穴をわずかに塞いでいることがあります。見た目ではズレていないようでも、穴の位置が少しでも合っていないと音がこもって聞こえることがあります。気になるときは、一度ケースを外して様子を見るだけでも確認になります。
ほこりや汚れの付着
ポケットやバッグに入れているうちに、マイクの穴にほこりや繊維くずが入り込むことがあります。目立たなくても、積み重なると音が入りにくく感じることがあります。
強くこすったり細い物を差し込んだりせず、無理のない範囲で表面をやさしく確認する程度で十分です。
アプリ側の設定
録音アプリや通話アプリでは、マイクの使用を許可する設定が関係することがあります。特定のアプリだけ音が入らないときは、そのアプリ単体の設定を見直すと状況が整理しやすくなります。
イヤホン・外部機器の接続
有線イヤホンやBluetoothイヤホンを接続している場合、スマホ本体ではなくイヤホン側のマイクが使われることがあります。外部機器を外してみると、原因の切り分けがしやすくなります。
このように、「物理的に塞がっていないか」「外部機器の影響がないか」「アプリごとの設定はどうか」といった順番で見ていくと、原因を落ち着いて整理しやすくなります。難しい専門知識は必要なく、日常的なチェックだけでも十分役立つ場面が多いです。
やりがちな勘違い
スマホのマイクは目立たない位置にあるため、どうしても勘違いしやすいポイントがいくつかあります。ここを先に知っておくだけでも、「どれがマイク?」と迷う時間がかなり減ります。
スピーカー穴=マイクと思ってしまう
本体の下側に並んでいる小さな穴を見て、「ここ全部がマイク」と思ってしまうケースはとても多いです。実際には、スピーカーとマイクが同じ並びの中に混ざっていることが一般的で、すべてがマイクというわけではありません。
穴がたくさんあるから音をよく拾う、というわけではなく、マイクはその中の一部だけ…というイメージで見ておくと整理しやすくなります。
穴が多い=高性能というわけではない
複数の穴が見えると「このスマホはマイクが多くて高性能なのかも」と感じることがありますが、穴の数だけで性能が決まるわけではありません。実際にはスピーカー用の穴や装飾的な穴も含まれていることがあります。
見た目の数よりも、「下側にメインがあることが多い」「上部や背面に補助がある場合もある」といった配置の傾向で考える方が分かりやすくなります。
SIMピン穴をマイクと勘違いする
側面や上部にある小さな丸い穴は、マイクではなくSIMトレイを取り出すための穴であることも多いです。ここに細い物を入れたくなってしまいますが、用途が別なので注意が必要です。
マイクは本体の下側やカメラ周辺などにあることが多く、側面にポツンと1つだけある穴は別の役割と覚えておくと見分けやすくなります。
通話と録音で“まったく別の場所”を使っていると思い込む
「通話用マイク」「録音用マイク」と完全に別れていると思われがちですが、実際には同じマイクを共有している場合も多くあります。用途によって補助マイクが加わることはありますが、基本の位置は共通しているケースが一般的です。
マイクの位置を知っておくメリット
マイクの位置は、知らなくてもスマホは使えます。ただ、場所をなんとなく把握しておくだけで、日常のちょっとした場面で役立つことがあります。
通話中に“うっかり塞ぐ”のを防ぎやすい
通話中に「声が小さい」と言われる原因のひとつに、指でマイク部分を覆ってしまうことがあります。位置を知っているだけで、無意識の塞ぎ込みを避けやすくなります。
動画や録音の音が安定しやすくなる
動画撮影や音声メモを使うとき、マイクの場所を意識して持つだけで音がこもりにくくなることがあります。特別な操作は不要で、持ち方を少し意識するだけでも違いを感じやすくなります。
トラブル時の切り分けがしやすくなる
音が入りにくいときに、「マイクの位置はここ」と分かっているだけで、ケースのズレやほこりの有無などを落ち着いて確認しやすくなります。原因を一つずつ見ていく目安としても役立ちます。
家族や周囲に説明しやすくなる
「どこにあるの?」と聞かれたときに、「だいたい下側の小さな穴だよ」と伝えられるだけでも十分です。細かい機種差を知らなくても、大まかな位置の目安を知っておくと説明がスムーズになります。
マイクの場所は専門知識が必要な内容ではありませんが、知っていると日常のちょっとした場面で役立ちます。難しく覚える必要はなく、「まず下側を見る」という感覚だけでも十分です。
よくある質問(FAQ)
マイクは何個あるのが普通ですか?
スマホによって異なりますが、1〜3個程度がひとつの目安です。下側にメインのマイクがあり、上部や背面に補助のマイクが付いている構成がよく見られます。見た目の穴の数と、実際のマイクの数は一致しないこともあります。
マイクとスピーカーは同じ場所にありますか?
同じ場所ではありませんが、近い位置に並んでいることは多いです。特に本体下側では、スピーカー用の穴とマイク用の穴が同じ並びの中に混ざっているケースがあります。
水に濡れても大丈夫ですか?
防水や防滴に対応しているモデルであれば、日常的な水滴程度なら問題になりにくいこともあります。ただし、対応していない機種もありますし、水分が長く残らないようにすることが大切です。
小さな穴に針やつまようじを入れてもいいですか?
マイクやSIMピン穴など、役割が異なる小さな穴が混在しているため、無理に物を入れない方が安心です。気になる場合は、表面をやさしく確認する程度にとどめておくと無難です。
通話と録音で使うマイクは別ですか?
完全に別というより、同じマイクを共有している場合が多いです。用途によって補助のマイクが加わることはありますが、基本の位置は共通しているケースが一般的です。
マイクの場所がどうしても分からないときは?
メーカーのサポートページや取扱説明書にある「各部の名称」図を見ると確認しやすくなります。機種名+「各部名称」などで検索すると見つかることが多いです。
まとめ|“小さな穴の役割”を知るとスマホが少し分かりやすくなる
スマホのマイクは、目立たない位置にあるため意識する機会は多くありませんが、だいたい本体の下側にメインがあるという目安を知っているだけでも、迷いにくくなります。さらに、上部や背面に補助のマイクが付いている場合もあり、通話・録音・動画撮影など、用途に応じて使い分けられています。
スピーカー穴やSIMピン穴と見分けにくいことはありますが、「まず下側を見る」「側面の孤立した穴は別の役割かもしれない」といったポイントを押さえておくだけで、位置の把握がぐっと楽になります。
難しく覚える必要はなく、マイクは小さな穴のどこかにあるという感覚で十分です。場所をなんとなく知っておくだけでも、通話や録音、動画撮影の場面で役立つことがあります。
