一部のブランドで採用されている数字による服のサイズ表記「1」「2」「3」「4」。
これらの数字が具体的にどのサイズに該当するのか、最初は分かりづらいことがあります。
この記事では、このサイズ表記が一般的な「S・M・L」などとどのように対応しているのか、さらにメンズとレディースの違いについても詳しくご説明します。
数字サイズと一般的な対応関係
レディースのサイズ表記
数字サイズの対応は、おおむね以下の通りです。
- サイズ0 → XS
- サイズ1 → S(7号)
- サイズ2 → M(9号)
- サイズ3 → L(11号)
- サイズ4 → LL
ただし、ブランドごとに微妙な違いがあり、あくまで目安として考えるべきです。
ブランドによるサイズ感の違い
各ブランドでは、ターゲット層やデザインに応じて独自のサイズ基準を採用しています。そのため、同じ数字サイズでもブランドによって実際の寸法が異なることがよくあります。
タイトなシルエットが特徴のブランドでは、通常よりも小さめの作りになりがちです。一方、リラックス感を重視するブランドでは、同じサイズでもゆったりとした印象を与えることが多いです。
購入時にはブランドが公開しているサイズチャートを参考にするのがおすすめです。
「S・M・L」サイズとの対応
多くのブランドでは、「S・M・L」という3段階のサイズ展開が一般的です。この場合、「サイズ2」が標準体型に合わせた設定とされることが多いです。
レディース服では、「サイズ1・2・3」がそれぞれ「S・M・L(7号・9号・11号)」に対応していることが一般的です。
メンズとレディースのサイズ違い
レディースのサイズ展開
レディース服では、「サイズ1 → S(7号)」「サイズ2 → M(9号)」「サイズ3 → L(11号)」といった対応が標準的です。
ただし、デザインやブランドによって、特定のサイズでフィット感が大きく異なることがあります。特にバストやウエストのサイズによって着心地が変わることがあるため、試着が重要です。
メンズのサイズ展開
メンズ服でも数字サイズ表記が使われる場合がありますが、レディースと異なる基準が採用されることがあります。
- サイズ0 → XS
- サイズ3 → S
- サイズ4 → M
- サイズ5 → L
このように、レディースでは存在するサイズ1や2が省略されているケースもあります。そのため、購入時に自分の体型に合ったサイズを確認することが重要です。
また、スリムフィットのデザインを採用するブランドでは、通常のサイズ感と異なる場合がありますので、ブランドのサイズガイドを事前に確認してください。
海外のレディース服サイズに関する注意事項
これまで日本国内のブランドで見られる「1、2、3…」といったサイズ表記を説明してきましたが、海外では異なる形式が主流です。
例えば、アメリカでは以下のような偶数表記が一般的に使われています。
- サイズ0 → XS以下
- サイズ2 → S(日本の7号に近い)
- サイズ4 → M(日本の9号相当)
- サイズ6 → L(日本の11号相当)
このように、ブランドごとに細かな寸法の違いがある場合が多く、購入時には特に注意が必要です。
各国のサイズ表記の違い
ヨーロッパでは「36、38、40…」といった数字表記がよく使われています。このサイズ表記は、以下のように日本のサイズと対応します。
- 36 → S(7号相当)
- 38 → M(9号相当)
- 40 → L(11号相当)
- 42 → LL(13号相当)
フランスではこの対応が一般的ですが、イタリアでは若干異なり、「36 → XS、38 → S…」のように解釈されることが多いです。
これらの対応関係を把握しておくと、海外ショッピングを楽しむ際に役立ちます。
ブランドごとのサイズ表記
一部のブランドでは、「1、2、3…」といった独自の数字サイズを使用しています。気になるアイテムがある場合は、事前に公式サイトのサイズガイドを確認したり、店員に相談することが推奨されます。
以下は、いくつかのブランドのサイズ対応例です:
SEADOG
- サイズ2 → M
- サイズ3 → L
45rpm
レディース
- サイズ1 → XS
- サイズ2 → S
- サイズ3 → M
メンズ
- サイズ3 → M
- サイズ4 → L
- サイズ5 → XL
UNTITLED
- 99 → SSS
- 0 → SS(身長155cm、バスト76cm、ウエスト55cm)
- 1 → S(身長160cm、バスト79cm、ウエスト58cm)
- 2 → M(身長160cm、バスト83cm、ウエスト62cm)
- 3 → L(身長160cm、バスト86cm、ウエスト65cm)
- 4 → LL(身長165cm、バスト89cm、ウエスト68cm)
モンクレール(フランス)
- 00 → XS(5号)
- 0 → S(7号)
- 1 → M(9号)
- 2 → L(11号)
- 3 → XL(13号)
- 4 → XXL
まとめ
近年、サイズ表記のバリエーションが増えたことで、服のサイズ感を一目で理解するのが難しくなっています。
実店舗であれば試着や店員との相談が可能ですが、オンラインショッピングではサイズに関する詳細情報をしっかり確認することが重要です。
特に公式サイトでは、サイズの目安や商品のフィット感に関する情報が掲載されていることが多いので、購入前にチェックしておきましょう。