おにぎりは、米と少量の塩を使って作り、片手で手軽に食べられるため、自宅で楽しむのはもちろん、弁当としても非常に便利です。
しかし、どれだけの量の米を炊けば良いか悩むこともありますよね。炊きすぎてしまうと困りますし、必要な分だけを用意したいと思いますよね。
そこで、今回は1合の米で作れるおにぎりの数や、もし炊きすぎた場合のご飯の保存方法についてご紹介します。
またおにぎりのカロリーや栄養価などについても、ご参考にしていただければと思い、記載しておきました。
一般的なおにぎりのサイズ
1合の米からは、お茶碗2杯分、約320グラムのご飯が炊き上がります。コンビニでよく見かけるサイズの一般的なおにぎり(約110~120グラム)を基準にすると、1合の米で2~3個のおにぎりが作れます。
小さめおにぎりの場合
少し小さめのサイズ、1個約50~60グラムのおにぎりであれば、5~6個作ることができます。お子様向けなどにはこのサイズがおすすめです。
余ったご飯の保存方法
もしご飯を炊きすぎてしまった場合の保存方法をご紹介します。
冷蔵保存
冷蔵庫での保存では、4日ほど持ちますが、水分が蒸発しやすいので、ラップをかけるか、密封容器に入れて乾燥を防ぎましょう。冷やご飯のパサつきが気になる場合は、チャーハンにするのがおすすめです。冷やご飯を使うと、パラパラの美味しいチャーハンが作れます。
冷凍保存
冷凍保存する場合は、ご飯を小分けしてタッパーに入れるか、ラップで包みます。できるだけ薄く均等に冷やすことで、ムラなく凍らせることができ、ご飯の品質が保たれます。1食分ずつ小分けして冷凍すると便利です。
おにぎりのカロリーと糖質
おにぎりのサイズは店舗や家庭によって異なりますが、ここでは1個のご飯量を100g(一般的なコンビニおにぎりと同じサイズ)と仮定して説明します。
シンプルな塩おにぎり1個(100g)には、約170kcalのカロリーと38.9gの糖質が含まれています。お茶碗1杯分(約150g)のご飯で作ると、塩おにぎり1個の重さはお茶碗の約2/3杯分になります。
他の料理も取り入れて
おにぎりは「ご飯+具材+のり」が基本ですが、たんぱく質やビタミン、ミネラルなどが不足しがちです。健康的に食事を整えるためには、主食だけでなく、肉や魚、卵、大豆製品などの主菜、野菜や海藻、きのこなどの副菜も一緒に摂ることが重要です。
忙しい日はおにぎりだけで済ませがちですが、主菜や副菜も組み合わせると良いでしょう。例えば、コンビニで購入できるものであれば、主菜に卵焼きや豆腐、副菜にサラダやスープなどを追加するのも良いでしょう。
まとめ
おにぎりを作るのに必要な米の量についてご紹介しました。一般的なサイズのおにぎりであれば1合の米で2~3個、小さめのものであれば5~6個作れます。もし炊きすぎた場合でも、冷蔵や冷凍保存で美味しくいただけるので安心してください。
一般的なサイズの塩おにぎり(100g)のカロリーと糖質は、約170kcal、糖質38.9gです。おにぎりは主食としては良いですが、たんぱく質やビタミン、ミネラルが不足しがちです。主菜や副菜を加えて、バランスの取れた食事を心がけましょう。